幻の酒、越乃寒梅

《 いい米、いい水でないと、いい酒にはならない これが淡麗辛口の始まり 》

●幻の寒梅と言われ全国に “新潟淡麗辛口”有りと言わせた蔵。

●理想の酒を造るための努力は私財を使い果たし倒産寸前だった。それでも自分達が美味しいと思う酒を世に問い続けた。きっかけは昭和40年頃佐々木久子の酒料理の本に取り上げられ、評価が広まっていった。

●越乃寒梅が全国に知れ渡り困った問題が起こる。その希少性と価値感はと贈答として使い回されて飲まれる時は2年も3年も後…品質が心配された。抱き合わせ販売と言って越乃寒梅と売れない酒を組み合わせて売るなんてことも起きた。1本1万円以上の値をつけたり、空瓶にも値段がつくほどだった。ついには偽物の登場。

日本酒がこれほどの価値が付いたのはそれ以降無いと思います。この蔵はどんなに売れてもその量を増やす事はしませんでした。酒質を守る為です。この酒を持っているだけで当時は優越感でした。いまでも喜ばれる酒です。

ぽんしゅ館データとは、酒蔵さんとの話の中で印象的だった事、面白かった事をメモ書きしたものです。少し乱暴に書き並べていますがご了承ください。