田んぼと農家の中で育った酒

《 農家の人たちの為に造る甘口な酒 》

●蔵は広大な田んぼの真ん中に位置し周りはみんな農家。毎日汗して働く肉体労働者、疲れ切った体が求めるのは芳醇で旨味のある甘口のこの酒。この地域では「雪中梅を呑んで甘いと言わない奴はまだ働きが足りない奴だ!」なんて皮肉も言われていた。

●この地域を塔之輪村と言いかつては12件しか家をたてさせなかった、水利、水争いがたえな掛かったため。そのうち3件が酒屋、その中で麹造りを業としていた。

●昔から午前と午後におやつの時間があって甘い菓子、しょっぱい菓子で体を休める。→そう言えば田んぼ仕事も午前、午後ともお茶の時間があって体を休める。

●現在7代目、代々三座衛門と襲名して継承している。

●造りは、水+米+糖類、四段仕込みと他とは違う特別な造り。

●“雪中梅”は新潟の3梅の一角として新潟を盛り立てた。※越乃寒梅・峰乃白梅と共に

これほど地域性をはっきりと表した酒は少ないと思う。この酒はこの味で地域の人達を和らげてきました。新潟の一つの特徴ある酒として昔っからずぅ~と呑まれている圧倒的なファンの多い酒です。

ぽんしゅ館データとは、酒蔵さんとの話の中で印象的だった事、面白かった事をメモ書きしたものです。少し乱暴に書き並べていますがご了承ください。