ぽんしゅ館データ「酒蔵物語」とは、酒蔵さんとの話の中で印象的だった事、面白かった事をメモ書きしたものです。
少し乱暴に書き並べていますがご了承ください。

武蔵野酒造

むさしのしゅぞう
創業1916年
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主な銘柄/スキー正宗
新潟県上越市西城町4-7-46

スキー発祥の地で皆が呑んだ酒
《過ぎるをしない、気をてらわない、吞み飽きしない酒》

高田は日本に初めてスキーが伝わったスキー発祥の地。当時スキーなんていう英語は誰も分からずスキーを産業にしようとスキー踊り、スキーめし、スキー汁など地域上げてのキャンペーンが行われた。その中に武蔵野酒造のスキー正宗もあった。しかし、日本は戦争に入り外来語が禁止さる。先代はかなり頑固だったようでスキーを寿亀(すきー)と漢字に書き変えその名を通した。
前代長男の蔵元が急死し次男が蔵を継承。その息子に当たる小林兄弟が酒蔵を継ぐために東京から高田に。同時期に次男の奥様も亡くなり、昔の慣わしもあって長男の奥様を妻として跡目を継ぐ。
発酵、醸造に関する研究者としては世界的権威者である坂口謹一郎先生とゆかりが深く、そのゆかりの座敷も特別な会で使われている。
酒米の表示をあえて新潟ではなく国産と表示、これは米が取れなくなった時のリスク回避の為。

一族を以って酒蔵を継承する。後継者は兄弟と言ってもこれまでの生活を捨てることにもなるわけですから大変なことだと思います。このスキー正宗はスキー産業と共に歩んで来た酒です。この街に来た人はこの酒でアフタースキーを楽しんだわけです。学生時代スキーをやっていた私もこの酒は知っていました。