ぽんしゅ館データ「酒蔵物語」とは、酒蔵さんとの話の中で印象的だった事、面白かった事をメモ書きしたものです。
少し乱暴に書き並べていますがご了承ください。

代々菊醸造

よよぎくじょうぞう
創業1783年
主な銘柄/吟田川
新潟県上越市柿崎区角取597

受賞した酒が美味いとは限らない
《新潟で一番キレのいい酒》

この酵母は県内ではうちだけ、造りは全量手間のかかるふね搾り、-10度の氷冷庫で全アイテムを保存、多く造れないから営業もしない。
品評会には出品しない…。うちの考え方の酒で入選する事は絶対ないからだ。品評会は決められた的を中心に減点方式で評価するものだからだ。うちは独自の考えで酒を造る。この蔵だから、こいつが造るから呑みたいという酒でいたい。
私と同じような日本酒は危険だから他の蔵はやらないと思う…。受賞は美味さを評価したものでは無い。

中越地震の時に蔵が崩壊、それを救ってくれたのが同級生達、今でも頭が上がらないと言います。この蔵はある意味異端な蔵に感じます。品評会の賞よりも造りたい酒を造る。賞は技術の向上を図るもので美味しさをきめるものではありません。この蔵は異端ではなく飲み手に対して真摯なのだと思うわけです。